第223回「歴史と人間」研究会

日時: 2014年3月9日(日)14時より

場所: 一橋大学西キャンパス職員集会所
(キャンパス地図6番 http://www.hit-u.ac.jp/annai/campus/index.html

報告: 梅原 秀元氏
タイトル: 「『治療と絶滅』から『過去の克服と改革』へ―20世紀ドイツにおける精神医学の歩み」

要旨:
 本報告は、20世紀ドイツにおける精神医学の歩みを、とくに医学と政治の関係に焦点をしぼり、最近30年間のドイツなどにおける諸研究にもとづいて詳述するものである。その際、精神科が、医学において一つの科として認められるために、医学や社会のほかの領域とどのように結びつこうとしたのか、そして、このことが精神医学やその患者や関係者、そして社会にとって何をもたらしたのかという2つの問いを扱う。このことによって、ドイツ精神医学が19世紀後半以降医学および社会において確立していく過程、精神医学全般と政治・社会との相互関係、そしてナチス・ドイツの下での最悪の結果―患者に対する強制断種と安楽死―を示す。
 さらに本報告は、ドイツ連邦共和国―ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)については本報告ではとりあげることができない―の精神医学と人々が、過去とどのように向かい合い、対話したのかを素描する。最後にこうした努力が21世紀においてもなお、ドイツ精神医学の重要な基礎の一つであることを示す。
 

* 次回は4月19日(土)、阿部安成氏によるご報告の予定です。



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