第222回「歴史と人間」研究会

日時: 2014年2月16日(日)14時より

場所: 一橋大学西キャンパス本館特別応接室
*いつもの職員集会所ではございませんので、ご注意ください。
(キャンパス地図8番 http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/

報告: 川 亜紀子氏
タイトル: 「19世紀アルザスユダヤ人における教育と『再生』」

要旨:
 フランス革命のさなかに「解放」され市民権が与えられたユダヤ人に対しては、「ユダヤ教徒のフランス人」として「再生」させることがユダヤ人指導者層にとって急務とされた。もともとユダヤ人にとって教育は非常に重要なものであったが、「再生」を実現させるためには、新しい形の教育、とりわけ世俗的教育を施すことが有効だと考えられた。中でももっとも「再生」が必要だとされたアルザスユダヤ人に対しては、ナポレオンによって創設されたユダヤ教徒の監督機関である長老会のイニシアティヴの下、1820年代から世俗的教育の普及が目指された。それは、同時期に進展していたフランスの教育制度の改革を受容する形で行われた。
 本報告では、実際に設置された学校の性質や教育内容などについて、学校規則や各種書簡といった史料を通じて、長老会の目指していたユダヤ人教育とはどういったものであったか、19世紀半ばくらいまでを対象にして考察する。そして、アルザスユダヤ人が「フランス人」として「再生」されるために、どのようなことが必要と考えられていたか明らかにしていきたい。
 

* 次回は3月9日(日)、梅原秀元氏によるご報告の予定です。



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