第220回「歴史と人間」研究会(共催:現代史研究会)シンポジウム

地域史再考―ドイツとフランスの事例から―

日時: 2013年12月15日(日)13:00〜16:30
* 通常の例会とは開始時刻が異なりますので、ご注意ください。

場所: 一橋大学西キャンパス佐野書院大会議室
(キャンパス地図23番 http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/
* 下記の地図で場所及び駅からのルートをご確認ください。



プログラム:
趣旨説明(13:00-13:10)
森 宜人(一橋大学)

報告1(13:10-13:50)
森村 敏己(一橋大学)「ヴァンデ:風化を拒む過去」

報告2(13:50-14:30)
割田 聖史(青山学院大学)「地域から地方へ―1848年革命直後のポーゼン州をめぐる議論から」

休憩(14:30-14:45)

コメント1(14:45-15:00)
川喜田 敦子(中央大学)

コメント2(15:00-15:15)
見市 雅俊(中央大学)

報告者からのリプライ・全体討論(15:15-16:30)

司会・進行
森 宜人(一橋大学)

忘年会(17:00〜20:00)

シンポジウムの趣旨:
 こんにち、日本の西洋史学において、地域を単位として分析を進める方法は自明のものとなっている。また、1990年代末に山川出版社より刊行された『地域の世界史』シリーズ全12巻にみられるように、地域史研究の方法は西洋史のみならず、歴史学全般において市民権を獲得しているといってよい。
 地域史研究の手法は、社会史の台頭と軌を一にしつつ、国民国家や、近代的価値観・思考方法の相対化に寄与してきた。とりわけ、中央からの視点ではすくい取ることのできない、各地域固有の慣習や文化的ロジックを明らかにし得ることが地域史研究の効用である。
 本シンポジウムでは、こうした地域史の視角から「中央と地方」の関係性に光を当て、その関係性の中で地域のアイデンティティがいかにして形成されてきたのかを検討する。対象となるのは、フランス革命期に反革命の象徴となったヴァンデと、19世紀のポーゼン州である。
 そもそも、西洋史学における地域史の方法の歩みを振り返ると、その起源は1960年代の増田四郎による提言にまで遡る。18/19世紀以来、普遍性を有していると思われたヨーロッパ中心史観が動揺する中で、「特殊ヨーロッパ的なるもの」の追求を通じてヨーロッパ史の再定置を図るために着目されたのが、地域史の方法だったのである。それから半世紀が経った21世紀初頭の現在、地域史研究の方法がこれからの西洋史学にどのような貢献をなし得るのか、換言すれば、いかなる目的をもって地域を分析単位とする研究を行うのか、ということを問いかけ直すのが本シンポジウムの目的である。

* シンポジウム終了後、同じ会場において恒例の忘年会(会費1,500円)開催いたします。こちらも奮ってご参加ください。食べ物や飲み物の差し入れも大歓迎です。


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