第209回「歴史と人間」研究会

日時: 2012年11月25日(日)14時より
場所: 一橋大学西キャンパス職員集会所
(キャンパス地図6番 http://www.hit-u.ac.jp/annai/campus/index.html

報告: 石居 人也氏
タイトル: 「ハンセン病療養所を『開く』―20世紀日本の療養所におけるキリスト教―」

要旨:
 瀬戸内海に位置する「大島」(香川県高松市)という名の決して大きくはない島が、本報告のおもなフィールドとなる。
 1909年に創設された公立療養所のひとつ、大島青松園でキリスト教信徒団体の霊交会が結成されたのは、1914年11月のことだった。霊交会に集った信徒たちは、隔離政策下にあった療養所において、信仰面にとどまらない在園者同士の結びあいの核となってゆく。また、信仰を介した「交流」によって、医療を施す者/施される者、管理する者/される者といった、園内における日常的な「棲みわけ」を越えた人的ネットワークや、療養所外の個人・団体とのつながりをもつことともなる。
 かかる動向を、現在も継続している史料調査の経過をふまえながら跡づけ、20世紀日本のハンセン病療養所における在園者のキリスト教受容が、隔離政策のもとにあった療養所をおもな場として生きるかれらの生にいかなる意味をもったのか、大島青松園キリスト教霊交会に即して見取図を描いてみたい。

* 第210回「歴史と人間」研究会は12月16日(日)、シンポジウムと恒例の忘年会の予定です。



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