第208回「歴史と人間」研究会

日時: 2012年10月21日(日)14時より
場所: 一橋大学西キャンパス職員集会所
(キャンパス地図6番 http://www.hit-u.ac.jp/annai/campus/index.html
報告: 東風谷 太一氏
タイトル: 「食糧と民衆運動――三月前期ミュンヒェンにおけるビール騒擾を中心に」
要旨:
 近年のドイツにおける民衆運動研究は、「モラルエコノミー」や「厚い記述」といった方法概念を軸に運動の形態・行動様式・動機などが追求され、一九世紀前半期における「民衆」の意識や食糧をめぐる統治の問題などに光が当てられた。なかでも特に食糧価格と市場についての伝統的な諸制度と民衆運動の関係の重要性が指摘されてきたが、これを具体的に検討した研究はいまだに数少なく、地域も限定されている。
 そこで、本報告では一八四〇年代のミュンヒェンで発生した「ビール騒擾」(Bierkrawall)を事例として、騒擾の経緯や動機をさぐりつつ、騒擾とビールをめぐる諸制度および国家・都市当局の治安政策の関係を考察したい。それにより、一九世紀のドイツ諸領邦における民衆運動について、比較史的研究を可能とするための足場を作りたい。
 報告の史料には、主に州政府からの内務省本庁への報告書、新聞、邦議会議事録および醸造所の社史などを用いる。

* 第209回「歴史と人間」研究会は11月25日(日)、石居人也氏によるご報告の予定です。



S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

とは?

研究会の概要、これまでの例会

今後の例会

<2019年>
12月     シンポジウム

出版記録

画像をクリックすると、詳細情報がご覧になれます。

リンク

過去の記事

ブログ内検索

その他