第269回「歴史と人間」研究会

日時: 2019年10月26日(土)14時より 

場所: 一橋大学国立東キャンパス 第3研究館 1階 多目的室

(*会場がふだんと異なりますのでご注意ください。)

キャンパス地図39番 http://www.hit-u.ac.jp/guide/ campus/campus/index.html

 

報告: 大下 理世

タイトル: グスタフ・W・ハイネマン大統領と民主主義の伝統

      ―「成熟した市民」の育成と歴史上の民衆運動への積極的な評価一

要旨: 

本報告では、旧西ドイツ(連邦共和国ドイツ)の歴史の一つの転換期と位置づけられるヴィリー・ブラント政権期(1969-1974)において第三代連邦大統領(1969-1974)を務めたグスタフ・W・ハイネマン(1899-1976)に着目する。  
 連邦大統領としてハイネマンは、ドイツの歴史的事象に関わる多くの演説やラシュタットの「ドイツ史上の自由を求める運動」博物館の建設、歴史論文コンクール「グスタフ・ハイネマン賞」の創設等を通じて、特定の歴史的事象を国民の意識に浸透させようとした。その中心となったのは1848/49年革命の民衆運動であり、ハイネマンはここに連邦共和国の民主主義の起源を求めた。ハイネマンは連邦共和国の民主主義に対していかなる問題意識を持ち、こうした歴史的事象を引き合いに出すことで国民に何を伝えようとしたのか。さらに、ハイネマンの試みは同時代にいかなる期待と反発を受けたのか。
 以上の問題意識に基づき、本報告では、特定の歴史的事象に関する積極的な啓蒙活動を行ったハイネマン連邦大統領の意図とその主張内容、そして、同時代の反応について検討することで、ハイネマンの取り組みの意義を考察する。
 

 

* 今後の例会予定

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